2009年3月30日月曜日

土筆〈徳島県北島町〉


テーブル工房kikiのうらには今切川が流れています。川原の土手は、犬を連れた人が日に何度となく通る気持ち良い場所です。この土手で、つくしを見つけました。
子どもの頃は、舗装してあっても道ばたには土があって、川原や野原でなくても、春になればどこにでも生えていたのに(昭和40年代新潟県十日町地方の記憶)、いまは珍しく感じます。
食べられると聞いたことがありますが、はたしてうまいものなのか?
kikiの木村京子さんにおいしい食べ方を尋ねると、
「油いためがいいのんちゃう」と。
はかまを取って、さっとゆがいて、水にさらしてアク抜きして、醤油で味付け、仕上げに玉子でとじて。ほろ苦い春の香りをいただくものだとか。
うーん、黄色い粉(花粉? 胞子?)がでる、あのアタマを食べるのはちょっと勇気がいりますね。
「わたしもそうやし、つくったことはないんよ」

「土筆」ツクシ Equisetum arvense
トクサ科 別名スギナ
ツクシはスギナの胞子茎。九州では春になると八百屋で売られるそうです。

2009年3月25日水曜日

木のサプリ容器とウコン錠


テーブル工房kikiの木製サプリケース「サプリ」をもらいました。村澤一晃さんのデザインと、kikiの長尾雅宣さんのロクロの技。握り具合、蓋の閉まり具合が逸品です。これまで薬を持ち歩くことはなかったのですが、使いたいので何の薬を入れようかとずーっと思案していました。
そうだ! 先日、こいずみ道具店の店長・大柴いずみさんに薦めてもらったあれがいい!
「これ、効くんですよ!」と、飲み会の前に大柴さんが鞄から取り出したのはウコン錠。
「ほんとに効くんですか」と尋ねると、
ウコン錠の中でもDHCのがいいんです。これを『ウコンの力』で飲めば金棒です!」と太鼓判。金棒ってなんでしょうか。
鞄にいつもウコン錠を入れている大柴さんのど根性に感服。これからは、ウコンのお世話になろうと思います。飲む前と翌朝に、kikiの「サプリ」とウコンのセット、皆さんもいかがですか。

「サプリ」1,890円 テーブル工房kiki
「濃縮ウコン錠」903円 DHC
「ウコンの力」200円 ハウス食品

2009年3月23日月曜日

さくら便りと蔓日日草便り〈東京都港区〉


九州や四国につづき、東京でも週末3/21(土)に、例年よりだいぶ早くソメイヨシノの開花が宣言されました。

ベランダでは、昨日までおとなしくしていた、ツルニチニチソウが咲きました。ここ数日、あったかい日が続いたので、ツルニチニチソウもやや気早な開花でしょうか。

「蔓日日草」ツルニチニチソウ Vinca major
キョウチクトウ科の常緑蔓性植物で、別名ツルギキョウ(蔓桔梗)。草丈は50cmほど、卵型の葉は斑入りでツヤがあります。花の色は淡青色から薄紫色、白色のものも。咲いた花は数日で萎みますが、観葉植物としても楽しめます。暑さ寒さに強く、繁殖力もあります。ベランダにいかがですか。

隣に咲いているピンクの小さな花はヒメツルソバです。

嬉しいついでに、鳥に食パンの耳をあげました。なんという鳥か分かりませんが、よく来てくれます。写真が撮れたら見てください。
食パンの耳は、次の日にはいつもなくなります。

2009年3月18日水曜日

中華そば「西食」〈徳島県徳島市〉


徳島出張が多いおかげで、徳島ラーメンにすっかりなじんでいます。とんこつベースで濃い〜味わい。でもくどさが残ることなく、飽きのこないやさしいラーメン。たいがいの店で、中華そばと呼ばれ、豚バラ肉がどっさり、好みで生たまごの黄身がのっかるのが特徴です。今回の出張では、今まで行ったことのなかった「西食」という店に、テーブル工房kikiの木村健治さん・京子さんに連れて行ってもらいました。深み渋みのある堂々としたのれんは、「うまいんよ」、という京子さんの前説の期待をさらにふくらませます。
そしてその味は、やっぱりうまいんよ。スープも麺もいい感じ。西食では、豚バラでなくとろとろに煮込んだチャーシューがのっかり、味のしみ込んだ半熟煮たまごをトッピング。オマケで分け分けで食べたチャーハンは「白」と「黒」の2種類。今日も満腹ランチ。徳島市川内町の近くを通るときは、ぜひどうぞ。

西食(にっしょく)
徳島市川内町榎瀬629-4
088-666-2246 *月曜定休

2009年3月13日金曜日

ネコジャラ市の11人〈東京都渋谷区〉

「ひょっこりひょうたん島は6時05分から始まることを主題歌で歌ってたんだよ」と、モルガンスタジオの長戸俊道さんに聞き、それはオモロイ! と、さっそく「ひょっこりひょうたん島」のCDを入手。懐かしさ満載ですが、「6時05分」のくだりはありません。あれぇ〜? と思って長戸さんに尋ねたら、「ネコジャラ市の11人だったかも」と。そこで今度は「懐かしの人形劇テーマ大全」を購入。ほんまや、“6時05分発〜♪”と歌ってる。作曲者は宇野誠一郎さんとのこと。すっかり心酔し、「宇野誠一郎作品集I・II」までがエーランチのライブラリーに加わりました。

1950年代〜70年代前半を中心とした昔の歌なのに、どれも新鮮です。歌詞も、言葉がストレートで力づよくて、元気になる、切なくなる、胸がきゅんとなる。(宇野ワールド、まずはチョイ聴きしてみてください。)

● ネコジャラ市の11人
NHK総合テレビ 人形劇 初期のオープニングテーマ
1970(S.45)年4月6日〜1973(S.48)年3月16日放送

2009年3月11日水曜日

Switch!ショップのIHクッキングライブ〈東京都中央区〉

2005年のオープニング当初から、ロゴ、サイン、ショッピングバッグ、ポスターなどのデザインを担当させていただいている、Switch! Shop by Flying Saucerで開催されるイベントのお知らせです。世界一のジャム工房で修業をしてきたという洋菓子研究家・田中博子さんが、目からウロコのジャムのいただき方を紹介してくれるそうです。スタイリストの千葉美枝子さんのテーブルコーディネートも楽しみです。詳しくは、フライングソーサーのホームページ「嬉しいお知らせ」でご覧になれます。
●日時 3/14・15(土・日)14:30〜15:30
●会場 Switch! Shop by Flying Saucer〈東京・銀座〉

2009年3月10日火曜日

大阪市営地下鉄の「ざぶとんベンチ」〈大阪市淀川区〉

大阪へ日帰りで出張に行ってきました。新大阪の駅で、出汁がたっぷりきいたきつねうどんを満喫してから地下鉄のホームへ。「あ、ベンチにざぶとんが」。大阪の人はあたりまえと思っているのでしょうが、東京の駅のベンチにざぶとんはありません。ないほうが、掃除がしやすかったり、破れたときに繕ったりしなくていい、ということか。でもそんなことより、「そんなプラッチックのイスなんか尻が痛うてかなわんがな」とか「ぬくいほうがええやろ」と、そういうことなんだなあ。大都会なのに、こういうのがいいと思いました。

2009年3月9日月曜日

耐熱土鍋と無垢の木の鍋敷き〈東京都港区〉

ちょっと寒い日曜のおひる、鮭のグラタンをつくって、あちち、ふぅふぅ、と食べていたとき。土鍋と鍋敷きの組み合わせが、いい感じだと思いました。藤本均さん作のシンプルで愛嬌のある土鍋。鍋敷きは、テーブル工房kikiさんの分厚い無垢の木の鍋敷き。洋食屋さん、お店の器にどうですか?
●土鍋「加賀たいちの直火の器」2,625円(回廊ギャラリー 門 ほか)
●鍋敷き「kakutaさん」1,260円〜(テーブル工房kiki)