2009年3月30日月曜日
土筆〈徳島県北島町〉
テーブル工房kikiのうらには今切川が流れています。川原の土手は、犬を連れた人が日に何度となく通る気持ち良い場所です。この土手で、つくしを見つけました。
子どもの頃は、舗装してあっても道ばたには土があって、川原や野原でなくても、春になればどこにでも生えていたのに(昭和40年代新潟県十日町地方の記憶)、いまは珍しく感じます。
食べられると聞いたことがありますが、はたしてうまいものなのか?
kikiの木村京子さんにおいしい食べ方を尋ねると、
「油いためがいいのんちゃう」と。
はかまを取って、さっとゆがいて、水にさらしてアク抜きして、醤油で味付け、仕上げに玉子でとじて。ほろ苦い春の香りをいただくものだとか。
うーん、黄色い粉(花粉? 胞子?)がでる、あのアタマを食べるのはちょっと勇気がいりますね。
「わたしもそうやし、つくったことはないんよ」
「土筆」ツクシ Equisetum arvense
トクサ科 別名スギナ
ツクシはスギナの胞子茎。九州では春になると八百屋で売られるそうです。
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