おいしいと定評のお店だそうです。パスワークのM上さんも通ってるとか。11時半の開店時にはすでにお客さんが並んでいて、うどんが出てくるのにも結構時間がかかるため、なかなか足が向かなかったということですが、この日はさまざまな事情がほどよく絡みあって11時半ぴったりに入店。1回転目の客として着席できました。
11時半にうどんを釜に投入されました。そうは簡単に茹で上がらないようです。10分くらいたったころ、大将が白タオルを頭にギュッと巻きます。いよいよかと身構えると、まずは空っぽの猪口と生姜とおろし器が運ばれてきます。うどん探検家のおかみさんが生姜をすりすりしてくれます。膨らし粉が混入されたように期待がふくらみます。膨らんだままさらに待つことしばし。おー、あつあつの出汁つゆが入った大徳利がテーブルに運ばれます。あ〜ん、長田in香の香の光景がフラッシュバックします。待ちきれずにつゆを味見。うふーん、奇跡の出汁つゆやん。もう幸せになりました。
そしていよいようどんが運ばれてきました。生姜とネギを入れてうどんをすすると、なんというふっくら、なんというコシ、なんといううどんの香り。途中からは揚げ玉も入れます。入れても、出汁つゆとうどんの純粋さはちっとも損なわれません。つゆが薄まったら注ぎ足します。天ぷらもおでんもお稲荷さんもありません。一心不乱にうどんに向かうのみ。釜揚うどんこそうどんの王。ザ・ウドン・オブ・ウドンズ、最強です。
●一匠
徳島県鳴門市大津町矢倉六ノ越37-3
088-685-2733
営業時間 11:30〜14:00 *火曜定休
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