2009年12月24日木曜日

中華そば「かわい」〈徳島県徳島市〉


徳島ラーメンの店、「かわい」に行ってきました。とんこつベースのスープに醤油だれ。麺はスープが染みやすいのが特徴です。

「徳島ラーメンはごはんと食べるんよ『写真上から3カット目、左手にご注目』」とテーブル工房kikiの木村さんに教えてもらい、「中華そば 大」と「めし」を注文しました。

なるほど、なるほど! ご飯との相性バッチし! まわりの皆さんも、ご飯と一緒に食べています。徳島ラーメンの肉は、甘辛く煮たバラ肉がふつうですが、「かわい」はチャーシューです。スープは濃厚でも、後味はさっぱりしています。
ご夫婦で営まれているようで、お勘定のときに「おかげさまで30周年なんで、ほんの気持ちです」と、ポカリスエットをいただきました。お腹も気持ちもあったまるおいしさでした。

● かわい
徳島県徳島市川内町加賀須野436-4
088-665-2162
営業時間 11:00〜19:00 *木・日曜定休
中華そば 大 550円 めし 150円

2009年12月22日火曜日

ぞくぞく増産中「手のひらconma」〈徳島県北島町〉

「野山の食堂」の開店のお祝いに贈った時計が商品化されて2ヵ月。売れ行き好調のようです。新kiki図鑑の打ち合わせでテーブル工房kikiを訪ねたとき、作業場に入ったらずらりと並ぶ「手のひらconma」。ぞくぞく増産中の様子に感激です。

この日、打ち合せのあと食事のために徳島市街へ向かったとき、「手のひらconma」を贈りものとして購入された方に商品をお届けするために、お客さまが営む鉄板焼の店「ごま屋」さんに立ち寄りました。kikiの木村健治さんは、お届けの品のほかにもう一つ「手のひらconma」をわざわざ持参していて、現物を示しながら商品説明をしていました。贈りもの用にラッピングされた箱は開けられませんが、ご自身で選んだ商品を改めて目の前で見ることができて、「ごま屋」のお姉さんは「めっちゃええわぁ、これ」と喜んでいました。木村さんも「ほんまは時計のお届けはしないんやけど」といいながらも笑顔です。小さな商品のお届けにも大事につくって大事に売るkikiらしさをかいま見て、感激です。

2009年12月21日月曜日

すしやの「つる八」〈徳島県徳島市〉

瀬戸内海や紀伊水道の海の幸が水揚げされる徳島にあって、ぴか一の寿司屋は、すしやの「つる八」です。

ほかの寿司屋に入ったことはないのですが、間違いないでしょう。お店の入り口の巨大なしめ飾りが目印です。テーブル工房kikiの木村健治さんによると、「もったいないからはずさんとおく」のだそうです。いったいどこのしめ縄でしょう、あこがれてしまいます。

ネタの良さ、包丁の腕、料理の技は言うまでもありません。徳島らしいもの、その季節らしいもの、その日らしいものを食べさせてくれます。大将と美人の女将さんのもてなしの気持ちが、いちばんのごちそうだと思います。お客さんが楽しく食べて飲んでいるの見るのが、きっと好きなんだと思います。
この日、大将が初めて出してくれた料理は「ウニと白子の茶碗蒸し」。うまい!!!!! と、つる八さんと長くつき合っている木村健治さん、木村京子さんも大絶賛。せいろのサイズのため、少人数でないと出せないメニューだそうです。
そしてこの日、寿司は出てきませんでした。お任せにしていると、寿司は出てきません。ちょっと残念ですが、大将が握らないのだからしかたありません。寿司が出なくても「つる八」は、すしや。大将、また太巻きつくってくださ〜い!!!

●つる八
徳島県徳島市富田町2-9-1 アクティブファイブ1F
088-622-1841
営業時間 17:30〜24:00 *日・祝定休

2009年12月19日土曜日

手打うどん「陣内」①〈徳島県松茂町〉


うどん探検家の木村健治さんに何回か連れていってもらった「手打うどん・陣内」。場所は、徳島空港とテーブル工房kikiの中間地点。ゆとりのある配置の座席で、ゆったりと食事ができる雰囲気の店です。


陣内のうどんは、昆布や煮干しのうまみがたっぷり味わえる出汁つゆが絶品。冷たいうどん、釜揚げうどん、ぶっかけうどんなど、メニューはいろいろですが、この出汁を味わうなら、温かいつゆのうどんがおすすめです。そして、陣内のもうひとつの魅力は、きれいにおいしそうに盛られた色とりどりのお寿司のショーケース。鯖寿司、太巻き、お稲荷さんなどある中で、ちらし寿司を押した「陣内寿司」は、見た目にも手を出さないわけにいきません。さらにもうひとつ、陣内の名物は上品で美人な女将さん。和歌を詠うような雅な美声で、懇切丁寧に接客してくれます。うどん、寿司、女将さん、三拍子そろった「陣内」です。

●陣内
徳島県板野郡松茂町広島字宮ノ前1-4
088-699-4671
営業時間 10:30〜20:00 *金曜定休
きつねうどん 420円 陣内寿司 360円

2009年12月16日水曜日

中華専門店「クォウライ」〈新潟県燕市〉


ハーズ・ショップの撮影で出張したときのお昼ごはんに、燕市の「クォウライ」に連れていってもらいました。ハーズ・ショップで家をつくったGさんが教えてくれた地元の名店だそうで、G邸のオープンハウス(2009.09.19〜21)のときに長谷川泰治さんは3日連続で通ったといいますから、これは食べてみないわけにはいきません。


お店のいち押しは広東麺、マーボー麺ですが、長谷川さんのお気に入りは“ねぎラーメン”。細切りチャーシューとしらがネギがどっさり! 創業30年という年季がはいった良い出汁のスープに醤油味。安定感のある誠実なおいしさです。
そして、うまいと評判の“焼餃子”。ラーメンの前にちゃんと出てきます。タレ皿が2つで、ひとつには特製のミソだれ。ぷりぷりの皮にかぶりつくと、ジュワッと汁が出てきて、これも花マルです!
ちなみにクォウライの店名は、本当は(看板は)漢字で書かれています。クォウは点が二つ点のシンニョウに寸で「過」の異字体、ライは「來」です。燕ラーメン*お遍路マップに名を連ねています。約20種類ほどの麺類はハズレがなさそうなので、安心してお召し上がりいただけます。



●クォウライ
新潟県燕市吉田東栄町40-12
0256-92-2896
営業時間 11:00〜20:30 *水曜定休
ねぎラーメン 750円(写真は大盛り 100円増)
焼き餃子 400円

2009年12月15日火曜日

ソウルスポット「みにぴィと」〈新潟市中央区〉

ファンキー! ファンキー! ハーズ・ショップの長谷川泰治さんに、新潟で最古にして唯一であろうディスコに連れていってもらいました。

新潟の繁華街から100mほど外れたところにあるマンション。通路には住人のママチャリや子供の自転車がいっぱい止めてあって、こんなところに本当にディスコ? と思いながら階段を上がると、あったあった! 小さいけど煌煌と光る看板には“ソウル ディスコ・スナック”と書かれています。

店内に入ると、暗い、音が大きい、ミラーボール、ストロボ、間違いなくディスコです。しかも老舗の風格。ママはシルバーの髪でサングラス。DJマスターのMCによると、今夜は70年代80年代の曲をリミックスでかけまくるということ。新潟で創業して40年という「みにぴィと」は、おそらく二人で営まれてきたのでしょう。イカしてるぜ! お客さんも筋金入り。先輩たちは軽快にステップダンスを次々と踊っていました。
ちなみに、業種別電話番号検索で調べると、新潟市にディスコは1軒、東京23区だって5軒くらいしか見当たりません。新潟を旅することがあれば、ぜひとも、「みにぴィと」で、げろっぱ!!

● みにぴィと
新潟県新潟市中央区西堀通6-887 マンションスズラン2F
025-224-6542
営業時間 平日 だいたい21:00〜25:00くらい
     金・土 〜26:00か27:00くらいまで ※日曜定休
     ノリのいい週末にぜひいらしてください、よろしく!(DJマスター談)

2009年12月7日月曜日

笠間稲荷門前通りの「五目いなり寿司(ジャンボ)」〈茨城県笠間市〉



マロンこんこん堂を訪ねたとき、隣の屋台のような構えのお店で、テーブル工房kikiの木村健治さんがいなり寿司を買ってくれました。


「五目いなり寿司(ジャンボ)」。五目で、ジャンボであるところが、いい感じです。ぱくっ! うまい! 揚げにも五目すし飯にもおいしい味がしっかりついていて、濃すぎず、しつこすぎず、これなら2個でも3個でもいけそうです。しかし、このあと食事をする予定があるので、1個でがまんがまん。笠間稲荷を訪ねたら、お土産にぜひどうぞ。その場で食べたいときは、一声かければマロンこんこん堂のカフェのテーブルでも食べられます。


● 五目いなり寿司(ジャンボ)
3個入 450円 5個入 750円
(何個でも注文に応じてくれます)
茨城県笠間市・笠間稲荷門前商店街
マロンこんこん堂の隣

もんのすごい! ポスト発見!!〈茨城県笠間市〉


手づくり感のオーラをむんむん発している、もんのすごい! ポストを発見しました。見るからに端材を利用した佇まい。直方体でありながら、立体を構成する線はフリーハンドで描いたような有機的な趣きがあり、通りに面したところに設置されていながら、鍵もつける予定であったそうですが、閉まりません。〒マークはマジックの手描きです。うまいとかへたとか手づくりとかを突き抜けて、感動的なもんのすごさです!!!


じつはこれ、マロンこんこん堂の郵便受けです。店主の藤本さんの作です。藤本さんのことを紹介するとき、彫刻家とか陶芸家とか現代アーティストと呼びますが、藤本さん自身は、「工作家」というのがいちばんしっくりくるかな、と言っていたことがありました。そんな姿勢がにじみ出ているのでしょうか。郵便屋さんも、マロンこんこん堂に郵便物を配達するのが嬉しくなるに違いありません。この作品、ご覧になりたい方はマロンこんこん堂店舗の左端に掛けられています。天候に関わらず、24時間展示中。

手打ち甚兵衛そば「柏屋」〈茨城県笠間市〉


マロンこんこん堂の藤本均さんが、向かいのそば屋につれて行ってくれました。手打ち甚兵衛そば「柏屋」。懇意にしているお店だそうで、おすすめを尋ねると「名物は稲荷そばなんよ」と。迷わず注文しました。

なんと、驚きの大きさ。お揚げがそばをすっぽり覆う勢いで、勢い余ってかどは器の縁で反り返っています。味もしみ込んでいます。地元産のそば粉を自家製粉して打って出してくれます。サービスで赤かぶの酢漬けと切り昆布の一品料理を出してくれました。食後にはリンゴまで出してくれて、サービス満点! ホームページを見た、といえば、必ず一品サービスしてくれるそうです。


● 手打ち甚兵衛そば「柏屋」
茨城県笠間市笠間123
TEL. 0296-72-0139
営業時間 10:00〜17:00 *不定休
稲荷そば 840円

2009年12月5日土曜日

ボジョレー・ヌーヴォー2009〈東京都渋谷区〉


澤登美紀子さんからボジョレー・ヌーヴォーの案内をeメールでもらったのですが、あいにく解禁日には行けず、取り置きをお願いしました。そして解禁日から2週間。毎年ヌーヴォーを樽で仕入れるキャロンドウルで味わってきました。

すでにクリスマスツリーが飾られた店内で、乾杯! 土鍋に盛られたあつあつのポトフをふうふうしながら、ヌーヴォーをいただきました。
「解禁日のときよりまろやかになって、香りもとんでないし、これはいい!」と、澤登さんも太鼓判です。評判以上のおいしさに食欲も刺激され、ボジョレー・ヌーヴォー2009と、マスター小林栄さんの手料理をお腹が樽のようにかっちかちなるほど堪能してきました。

「那須アルパカ牧場」〈栃木県那須町〉

化学のしもべ、ミラバケッソのクラレちゃんですっかり有名になったアルパカのふわふわに触れたくて、「那須アルパカ牧場」の視察に行ってきました。クラレちゃんを初めてテレビで見たとき、これはCGでつくった架空の動物か!? と思ったこともありましたが、アルパカは南米のアンデス山脈の高原で毛をとるために古代より飼われている動物。この牧場は、日本初のアルパカ牧場で、現在もまとまった数のアルパカと出会えるのは日本ではここだけだそうです。

11万平方キロメートルという広大な敷地には、約400頭のアルパカが暮らしています。アルパカはおとなしい動物ですが、場内案内板によると“つばを吐く” という唯一の武器を持っています。基本的には人に向かって吐かないそうですが、がちゃぽんで購入した餌をあげようとしたら、興奮したやつにやられてしまいました。なかなかきっつい攻撃でした。


初代クラレちゃんの“はなこ”や2代目の“タラキー”に会ったり、生後半月の赤ちゃんアルパカにさわったり、9つのスタンプを集めるスタンプラリーを楽しみながら場内をめぐり人懐っこい(?)アルパカたちと心あたたまる触れ合いを楽しんできました。
スタンプラリー達成のご褒美は、A3サイズのアルパカカレンダー。えっ、6ヵ月しかないってことは、半年後にまた行かなきゃってことでしょうか!?


那須アルパカ牧場
栃木県那須郡那須町大字大島1083
03-3982-5813
営業時間 10:00〜16:00 ※木曜定休(祝祭日は営業)
入場料  大人 800円 中高生 600円 子供(5才以上)400円


2009年12月4日金曜日

「那須とりっくあーとぴあ・トリックアート迷宮?館」〈栃木県那須町〉


那須ICから車で7分、「那須とりっくあーとぴあ」を視察してきました。温泉場や観光地で“トリックアート”と書かれた施設をよく見かけるので、どうせ——と、高をくくっていたのですが、意外や意外! 体があったまるほど遊んでしまいました。


トリックアートというと、だまし絵を見るだけだと思っていたのが大間違い。床、壁、天井に描かれた魔法のような世界に自ら入り込んで、それを写真に撮って楽しもうというもの。カメラアングルとライティングの緻密な計算、モデルの表情、ポーズ、演技力によってファンタジックぶりに違いがでる、なんとも前衛な総合芸術でした。
那須とりっくあーとぴあの敷地内には、今回視察した「トリックアート迷宮?館」をはじめ、「トリックアートの館」「ミケランジェロ館」の3館があります。今度行くときは、ミケランジェロ館で、ルネッサ〜ンス!


那須とりっくあーとぴあ
栃木県那須郡那須町大字高久甲上ノ台5760
0287-62-8388
営業時間 通常   9:30〜18:00
     10〜3月 9:30〜17:00
     8月   9:00〜18:00 *月曜定休
入場料  1館 1,300円 2館共通券 2,000円 3館共通券 2,700円

2009年12月1日火曜日

焼肉御食事処「ニュー柳屋食堂」〈岐阜県美濃市〉

カタログの撮影NDstyle(野田産業)に行ってきました。午前中、美濃市内でのロケを終えて、NDstyle内のスタジオに向かう途中、野田康彦社長と開発スタッフの堀部ゆりさん、佐藤誠一さんに、“美濃名物”といわれるとんちゃん焼きの店、「ニュー柳屋食堂」に連れて行ってもらいました。食べる前から、店名だけでもう味わい深いものが伝わってきます。


注文したのは、名物の「とんちゃん焼き定食」。テーブルに組み込まれたぶ厚い鉄板が十分に熱せられた頃、とんちゃんとたっぷりの野菜(キャベツ、玉ねぎ、もやし)がやってきて、何やらとろみのあるタレと共に鉄板の上にくりひろげられました。どうやって焼くのかと思っていましたが、この店では手出し不要がルールだとのこと。ベテランの風格を漂わすお姉さんが、大きなヘラを使って慣れた手つきでひとしきり炒めると、どでかいコテがでんと置かれます。待つことしばし。再びお姉さんの手でコテが持ち上げられ、「どうぞ」の一言。ピリ辛で濃厚なタレが効いた味に、ごはんがどんどん進んでしまいます。
これならビールがぐびぐび進むと、野田社長も請け合いです。美濃で一杯やる機会があれば、ぜひ「ニュー柳屋食堂」へ。

●ニュー柳屋食堂
岐阜県美濃市広岡町2559-14
0575-33-0526
営業時間 昼 11:00〜14:00 夜 17:00〜21:30
     (日曜・祝日は11:00〜21:00)*月曜定休
とんちゃん定食 900円

2009年11月21日土曜日

マロンこんこん堂店主、藤本 均さん来たる



マロンこんこん堂の店主 藤本均さんが、生家の和歌山に向かう途中、エーランチに立ち寄ってくれました。制作中のホームページやDMで使うために撮影をお願いしていた写真をわざわざ届けてくれました。

藤本さんは、これを機会にわざわざ一眼レフのカメラを入手。いろんなアングルで店内の様子を写し、白バックをつくって商品を激写してくれました。ありがとうございます。
マロンこんこん堂のホームページとDM、只今鋭意制作中ですが、ネット上ではすでに店長 藤本智加さんのブログ「栗ときつねとわたし」が開設されています。どうぞ見てください。