2017年11月17日金曜日

テーブル工房kikiのほぼ月イチ来徳ミーティング(号外)〈東京都渋谷区〉



「ラスコー洞窟」や「最後の晩餐」など、世界遺産がらみの関係者が幅を利かせている壁画界において、2017年1月にデビューしたのがテーブル工房kikiのスタッフルーム壁画です。ネットで検索しても関連情報はヒットしないと思いますが、kikiに行って長さ4m以上の無垢一枚板テーブルはつくれないだろうか、などと相談するとひょっとしてお目にかかることがあるかもです。




この壁画は、kikiのオリジナルぽち袋の絵柄が起源となり、毎年更新することが計画されています。デビュー壁画は大柴さんにお世話になった鳥です。来年の2nd 壁画は犬ではないかと巷で噂されています。犬も歩けば足が棒になる。12月上旬に予定されている施工に向けて、本日は原寸のチェックを行いました。
ちなみに2018年版のオリジナルぽち袋は12月1日から発売予定です。年末年始に買い物をするとこのぽち袋やDECCALENDAR がもらえる恒例のキャンペーンが行われます。kikiのホームページ、どうぞご注目ください。

2017年11月14日火曜日

釜揚うどん「一匠」〈徳島県鳴門市〉

ひさしぶりにうどん探検家の木村健治さん登場! 本日連れて行ってもらったのは、釜揚うどん「一匠」です。

おいしいと定評のお店だそうです。パスワークのM上さんも通ってるとか。11時半の開店時にはすでにお客さんが並んでいて、うどんが出てくるのにも結構時間がかかるため、なかなか足が向かなかったということですが、この日はさまざまな事情がほどよく絡みあって11時半ぴったりに入店。1回転目の客として着席できました。










その名の通り釜揚うどん一筋で、釜玉は最近始めたそうです。釜玉も魅力的ですが、やはりここは釜揚でしょう!
11時半にうどんを釜に投入されました。そうは簡単に茹で上がらないようです。10分くらいたったころ、大将が白タオルを頭にギュッと巻きます。いよいよかと身構えると、まずは空っぽの猪口と生姜とおろし器が運ばれてきます。うどん探検家のおかみさんが生姜をすりすりしてくれます。膨らし粉が混入されたように期待がふくらみます。膨らんだままさらに待つことしばし。おー、あつあつの出汁つゆが入った大徳利がテーブルに運ばれます。あ〜ん、長田in香の香の光景がフラッシュバックします。待ちきれずにつゆを味見。うふーん、奇跡の出汁つゆやん。もう幸せになりました。
そしていよいようどんが運ばれてきました。生姜とネギを入れてうどんをすすると、なんというふっくら、なんというコシ、なんといううどんの香り。途中からは揚げ玉も入れます。入れても、出汁つゆとうどんの純粋さはちっとも損なわれません。つゆが薄まったら注ぎ足します。天ぷらもおでんもお稲荷さんもありません。一心不乱にうどんに向かうのみ。釜揚うどんこそうどんの王。ザ・ウドン・オブ・ウドンズ、最強です。

●一匠
徳島県鳴門市大津町矢倉六ノ越37-3
088-685-2733
営業時間 11:30〜14:00 *火曜定休

すしやの「つる八」の秘密 その45〈徳島県徳島市〉

旨いものに釣られて徳島に通っているという噂の震源地となったすしやの「つる八」。このおいしさは内緒にしておきたいけど、誰かに伝えずにはいられない。今回の秘密は、烏賊と伊勢海老。

徳島を訪ねた日、テーブル工房kikの木村健治さんと京子さん、エーランチ2名でつる八に大集合しました。


かわはぎの肝和え(ハートマークーク)、白子のポン酢和え、旬のおいしさど真ん中。旭若松が進みます。刺し盛りはよこ、すま鰹、しま鯵は横綱相撲の味わい。ゆずの香りでいただいたのは、珍しいかますの刺身です。きょうのお品書きはノリノリじゃ。烏賊は、大将が仕込んだ一夜干しのあぶり。ナマでもヤキでもない、曖昧なままでSo Good♪
そして本日の極みは、伊勢海老の唐揚げ。脱皮したばかりということで、殻ごとまるっと揚げています。食戟のソーマで黒木場リョウが料理した伊勢海老のフレンチカレーを凌駕するインパクトでした。さあ、おあがりよ!




●つる八
徳島県徳島市富田町2-9-1 アクティブファイブ1F
088-622-1841
営業時間 17:30〜24:00 *日・祝定休

2017年11月8日水曜日

「大重食堂(Big Heavy Kitchen)」〈福岡市中央区〉


境木工のミゾグッチャンこと溝口さんに率いられて天神の街を探索している途中、昼食のために立ち寄ったのが「大重食堂」。ラーメンが好き、と店先に掲げられています。

メニューは無添加ラーメン一品のみ。注文は聞かれません。スープは一杯ずつサイフォンでつくるようです。麺は福岡産のラーメン専用小麦「ラー麦」を使用。出汁は、あご、羅臼昆布に自家製の牛節、豚節、鶏節、河豚節、鰹節、真鯖節、鯛節、ありとあらゆるブシをブレンド。料理人が作った無添加ラーメンと語られています。スゴカバイ!


そのお味は。ああ、今まで食べたラーメンとはまったく違います。漆のお椀に盛って、懐石コースの一品にしても違和感がなさそうですし、冬虫夏草が入れば薬膳料理でしょう。とんこつスープや全部のせに象徴されるように、健康や体型を鑑みればイケナイコトとわかっていながらラーメンを食べてしまう、アバンチュール感や耽美主義的な感覚とは対極的なお味でした。


●大重食堂(Big Heavy Kitchen)
福岡県福岡市中央区警固1-8-20
092-741-014
営業時間 12:00〜14:00
     18:00〜24:00
定休日 日曜日

2017年11月7日火曜日

やきとり「太郎」〈福岡県大川市〉


境木工を訪ねた日の夜、柿内さんが連れて行ってくれたのが「太郎」。いったいどんなお店なのか。

まずは生キャベツがテーブルに置かれます。焼き鳥のお店らしいもてなしで、好感度ポイントゲット。串焼きを5本くらいずつ注文すると、タレだとか塩だとか聞かれません。よく焼きで、などと言う暇もなく次々に焼き上がります。うまーーーい! 


肉もホルモンも文句なくうまい! 村澤さんが絶賛する骨つきカルビ、骨に食らいつくために会話が途絶えます。實松さんイチ推しのハンバーグも抜群です。焼き鳥店ですが、さんまの塩焼き、シーザーサラダ、中村さんもご満悦なメニューがいろとりどりで、料理の皿がどんどん空いていきます。地元の常連さんたちが通う店ということですが、ググっても情報はごくわずかしかヒットしません。大川を訪ねたら、ぜひ行きたいお店です。あっ、締めにテールスープを頼もうと思っていたのに、満たされすぎて注文するのを忘れてしまいました。今度来るときは、ぜひ!


●やきとり「太郎」
福岡県大川市酒見141-13
0944-88-0780
営業時間  17:00〜23:00
定休日 無休

2017年11月6日月曜日

「あずみうどん」大川店〈福岡県大川市〉

境木工を訪ねた日、大川に到着して昼食のために柿内さんが連れて行ってくれたのが、「あずみうどん」大川店です。

そういえばブラタモリのさぬきうどん編で、「うどんといえばどこでしょう?」とたずねられたタモリ氏は「博多でしょ」とばっさり断言していました。


博多のうどんを食べたことはありませんが、同じ県ですから筑後のうどんにも通じるものがあるのでしょうか。
メニューはいろいろありますが、「ごぼう天うどん」が定番なのですね。異存ありません。あ、でも、肉も加えましょう。五人そろって、「肉・ごぼう天うどん」おねがいしまーす。
はたして初めて味わう筑後うどんは、おいしいとしか言いようのない出汁つゆに、嬉しくなるほど腰がないやさしいうどん。これぞ、ゆるふわモテ愛され系うどん。香りと歯ごたえ抜群のごぼう天と味が沁みた肉が相性バッチシ!
惣菜&漬物の小皿バイキングがあったり、お店のうどんを自宅に持ち帰ることができる食材がそろっていたり、サービスのあり方も腰が抜けてしまいそうな優しさを感じます。今度来るときは、ごぼう天ダブルにしようと心を決めた次第です。



●「あずみうどん」大川店
福岡県大川市大字郷原519-1
0944-86-6941
営業時間  11:00〜不定
定休日 不定