3分もクッキング: すしやの「つる八」の秘密その12〈徳島県徳島市〉

2012年4月6日金曜日

すしやの「つる八」の秘密その12〈徳島県徳島市〉

旨いものに釣られて徳島に通っているという噂の震源地となったすしやの「つる八」。このおいしさは内緒にしておきたいけど、誰かに伝えずにはいられない。今回の秘密は、もずくとあんろくです。

テーブル工房kikiのほぼ月イチミーティングおよび宮崎椅子製作所の〈仮称〉Come on！徳島プロジェクトで徳島を訪ねた日、いつものメンバーでつる八に大集合。

カレイ、カツオ、太刀魚、イワシの〆、アオヤギなどが盛られた極上のお造りに続いて登場したのは、「もずく酢」。ただの箸休めと思うなかれ！　香り、トロみ、歯ごたえが絶品なんです！　ごちそうのもずく酢。いただいていると、大将が「はい、徳島の生もずく！」と、採れたてのもずくを見せてくれました。さらにその中から、おおきな海草が登場。「これは“あんろく”いいますねん」。健治さん曰く、「昆布の親玉」のようなものだとか。通常はゆがくようですが、新鮮なので、生でいただきます。うまいーーー！　昆布の旨味とわかめの滑らかさが合わさったような、キング・オブ・海草！　焼きもの、揚げもの、握りだけでなく、メニューの隅々まで大将の目利きと仕事が行き届いた美味しさを、今日もたっぷりいただきました。